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ユーファイに使う素焼きの壺と塩。塩の役割と代え時

壺に天日で干した海塩をたっぷり入れて、直火で温めて、ハーブで包んで体に押し当てて、身体の循環を良くする施術に使います。

長く使うと、塩はどんどん色が変わっていきます。

直火で温めるので、中で焦げていくという説や、中の塩が、身体の悪いものを吸い取ると黒くなるという説などさまざまな理由がタイではあります。

使い続けると、色だけではなく、塩の粒の大きさもどんどん小さくなります。

塩の粒が大きければ大きいほど、ちょうどいい温度になった時に、ツボの中で爆ぜて、バチバチバチと大きな音が出ます。

この音は、大きければ大きいほど、悪いことから患者を守ってくれると言われています。

音が鳴ることで、今ここに、ユーファイでケアをしている女性がいるということを周りに伝えて、みんなでケアをしよう!というアナウンスでもありますし、弱っている女性に悪さをしようという動物や悪い精霊をびっくりさせてこないようにするという意味もあります。

音が小さくなったり、色が黒くなりすぎたなぁという時は、塩の替え時です。

塩の入った素焼きの壺の施術には、伝統的な知恵がたくさん詰まっています。

タイの伝統医療の概念を紐解くオンライン講習が3月18日が入門編。翌日19日が中級編で行われます。詳細はユーファイ協会のFacebookイベントページをご覧ください。

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